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　「無人冷凍庫」出現　無料の飲み物で屋外で働く人に感謝

　連続の猛暑日で、清掃作業員や交通警察、配達人など屋外に働く人は常に熱中症の危険にさらされている。このほど、上海の中山公園駅前などの市街地に、屋外で働く人のために無料で冷たい飲み物を提供する「無人冷凍庫」が設置された。市民は自発的に飲み物や果物やアイスクリームなどを買い、「無人冷凍庫」に入れている。そばにある伝言ボードには「お疲れ様でした」「出前兄さん、冷たいスイカをどうぞ！」などと書いてある。

　上海市医療救急センターが搬送のピークを迎える

　猛暑日が続き、宜山路にある上海市医療救急センターでは緊急搬送のピークを迎えている。１日当たり８千件から１万件の救急要請を受け、出動件数は去年比で１１％増の１２００件に達したことが分かった。１２０番緊急通報に関するある統計によると、救急車要請のピークは朝７時から９時までで、卒中、交通事故、心筋梗塞などの心臓病による救急搬送が多数を占めている。以前と比べて熱中症救急搬送数が減ったのに対して、高齢者の心血管疾患発症および交通事故による救急搬送件数が大幅に増えた。